10.21
岡田監督は佐藤、大山だけじゃなくて、基本的に守備位置は8割型固定する方針らしい。特にセンターライン、なかでも二遊間は簡単には変えられないとの考え。
来シーズンのショート候補として名前が挙げられているのが小幡。高卒4年目の内野手で、今シーズンは49試合に出場して打率.188、本塁打1、打点5。守備固めや代走起用が多かった印象やね。打席が少ないことを考慮してもやや物足りない数字かな。
しかし下では46試合に出場して打率.331、本塁打1、打点22。200打席でこの数字なら十分よくやってる。もともとアマチュア時代は走攻守の三拍子そろった選手としてバリバリ活躍していたからね。経験を積んで体も仕上がって、いよいよブレイクの雰囲気あり。
岡田監督の指示のもと、フェニックスリーグではショートでスタメン固定されているらしく、今日の試合ではサイクル安打も達成したとか。新監督から名指しされて、いよいよ同級生たちが大卒ドラフトでプロ入りしてくるとなれば燃えて当然。
最終的に中野との競争になるのか、コンバートになるかは未定。しかしどんな使い方になるとしても、一定期間我慢する覚悟は絶対に必要。ヤクルトの長岡みたいに即結果、シーズン通して数字を残せるのは稀なケース。打てなくても、さらには守りでミスが出たとしても使い続ける覚悟が必要。
となれば、フォローする選手たちには一層頑張ってもらわないと。仮に8番小幡だとして、9番はピッチャー。9人中2人は打撃に目をつぶるってこと。
連れてくる助っ人には例年以上の期待がかかる。両翼助っ人なら最低でもどちらか一方にはそれなりの数字を残してもらう必要あり。ここがハズレだと優勝どころか育成プランまで破綻してしまうからなー。
もちろん小幡が活躍してくれるならそれが一番。大卒1年目の同級生たちには絶対負けてほしくない。