11.12
侍ジャパンの強化試合が終了。中野と佐藤はチームの秋季キャンプに合流、近本と湯浅はキャンプには参加しない見込み。
まずはお疲れ様。シーズン終了直後から大変な日程だったと思う。慣れない環境、とんでもないメンバーのなかでプレーできた経験は大きな財産。自分のステップアップに生かしつつ、チームにも還元してくれるとありがたい。
秋季キャンプは間違いなく絶好の練習の場。ある程度の追い込みをかけるのも可能、フォームチェンジなどの新しいことに挑戦することも可能、立場的に危うい面々はアピールすることも可能。
しかし逆に言えば、その必要がない選手たちは休養に充てることができる貴重な期間。「練習こそが正義、休むのは悪」みたいな風潮は大嫌い。
近本は今シーズンは132試合、湯浅は59試合に出場したうえ、オールスターにも参加。そこに強化試合ときたらこれはもう休まないと。特に湯浅は今年ブレイクしたばかりで相当しんどいはず。来シーズンに向けて調整しておきたい、良かった部分を固めておきたい気持ちもあるだろうけど休むのも勇気。パフォーマンスが落ちた状態で練習するのはリスクもある。
もちろん参加できるなら参加したほうがいい。中野も佐藤も立派だと思う。練習も休養もプロの仕事の一部。要は自分に何が必要かを冷静に判断することが大事。今回はそれぞれベストな判断だったと思う。