サンズ、阪神復帰?

12.3

在米スカウトとしての契約ね。現役選手として電撃復帰かと思ってびっくりした。2020年から2021年シーズンまで在籍して、通算打率.252、本塁打39、打点129。初年度と次年度の成績は同じぐらいで、大崩れや大飛躍はなし。近年の助っ人野手のなかでは、いわゆる「アタリ」の部類。人柄も良くて彼を慕う若手も多かったとか。

ただ、2021年シーズン後半の大不振は痛かった。古傷の影響やらメディカルチェックの結果が芳しくないやらとコンディションを危惧する噂も流れた。そしてそのまま惜しまれながら退団。昨シーズンの助っ人野手の活躍ぶりを嘆いた阪神ファンの間では、こんなことならサンズを残しておけば…という声も聞かれたぐらい。

結局いまだに詳細というか決定的な理由は不明。しかしサンズが現役復帰を目指してトレーニングを続けながらも声をかける球団が現れなかったあたり、やっぱりコンディションだったのかなーとは思う。

今回、また縁があって阪神に戻ってきてくれて嬉しいよ。彼の成功体験や失敗体験は選手の見極めに必ず役に立つはず。何となくだけど、日本で活躍する選手を見つけるのも、活躍できない選手を見極めるのも上手い気がする。米球界だけじゃなくてKBOとのつながりが太いのもポイント高い。

本格始動は来シーズンからとのこと。楽しみやね。