12.9
ヤクルト→オリックス 渡辺大樹
日ハム→ソフトバンク 古川侑利
阪神→西武 陽川尚将
広島→楽天 正隨優弥
オリックス→ロッテ 大下誠一郎
西武→日本ハム 松岡洸希
ロッテ→ヤクルト 成田翔
中日→DeNA 笠原祥太郎
ソフトバンク→阪神 大竹耕太郎
楽天→巨人 オコエ瑠偉
巨人→広島 戸根千明
DeNA→中日 細川成也
個人的な感想。
めちゃくちゃおもしろい結果。
誰が悪いとか、どの球団が損した・得したとかそんな話は置いといて「この選手がリストアップされてたの!?」という驚き。現役ドラフトの目的だった「出番が少なくて燻っている選手の救済」としては一定の成功をおさめたんじゃないかと思う。これは来年度以降も期待できる制度やね。
阪神は、陽川を放出。どの球団もそうだろうけど、純粋にさびしさもある。
すごく応援していた選手。やや遅咲きながら近年はじわじわと成績を上げてきた。今年は対左ピッチャーとの相性の良さを買われて、スタメンとしても代打としても持ち味を発揮していた印象。本職はサードながら、ファーストやレフトも守る。走塁面も特に問題なし。明確な起用方法が確立されていただけに、阪神サイドとしても放出はないんじゃないかなーと思っていたのだが…。
まあ裏を返せば、そういう選手だからこそ救済が必要であり、他球団でも需要があったということ。阪神としても、サード佐藤ファースト大山両翼助っ人が大筋で、そのうえで井上や森下も使いたいとなれば、来シーズンには32歳になる陽川の出番は減っていく可能性も高い。
本当にめちゃくちゃさびしいけど、順を追って考えていくと現役ドラフトの趣旨には合致していると思う。
そしてソフトバンクから大竹を獲得。
2017年の育成ドラフト4位。左投げの軟投派。プロ通算5年目の27歳。
投げているところを実際に見たことがないので何とも言いようがないってのもあるけど、数字を見る限りでは「下ではやれるけど一軍に上がると打たれてしまう」のかな?
このタイプの選手の育成は阪神の得意分野。というか、先発リリーフ左右ドラフト移籍助っ人問わず、阪神はピッチャーを育てるのが抜群にうまい。そして連れてくる選手の信頼度も高い。適性の見極めもうまい。つまり彼も阪神で化ける可能性は十分考えられる。
阪神の投手陣は安定してるけど、左に限っては先発もリリーフもあと1、2枚は確保しておきたいところ。大竹を獲得できたのはなかなかの収穫じゃないかな。今年は下で12試合先発してるみたいだけど、まずはどこで投げるか適性を探るところからスタートやね。期待できる選手!
現役ドラフト、初年度からうまくいったんじゃない?危惧されていた「戦力外選手の押し付け合い」のような雰囲気は全然感じられない。個人的には特に制度の修正の必要性も感じない。思い切って選手を放出、獲得した各球団の英断は素晴らしかったと思う。来年以降にも期待したい。
あんきもさん、こんばんは。
拝見しています。
マイナス要素のコメントの少ないあんきもさんのブログ安心して読めて好きです。
陽川の西武での活躍、大竹の活躍どちらも期待大ですね!
コメントありがとうございます。
現役ドラフト、一年目からワクワクさせてくれましたねー。対象になった選手たちの新天地での活躍を願うばかりです。
移籍が増えると、見る機会が少なかった球団の試合も気になります。来シーズンはパリーグの試合もチェックしたいですね。