NPBの大谷ルール

12.13

大谷ルール。または大谷翔平ルール。

先発投手が降板後もDHで継続出場できるというもの。

大谷が投打を兼任することがきっかけで作られたルールで、通称ではなく正式名称とのこと。

NPBでも導入を検討していると。

基本的には、導入されてもされなくても影響はほとんどないんじゃないかな。DHあるのはパリーグと日本シリーズのみ。そもそも対象になりそうな選手もいない。

それでも検討している一番の理由は、世界の基準に合わせたいから、かなー。

メジャーリーグは野球の中心。歴史が深く、同時に最先端でもある。コリジョン、申告敬遠、リクエストなど、メジャーリーグに右に倣えで導入されたものも多数。NPBはメジャーリーグに限りなく近い環境で運営してるというのは案外大事なのかも。それに導入の経緯も、突き詰めていけば選手の救済だからね。とりあえず大谷ルールも採用しておいていいんじゃないかな。

もうひとつは、二刀流で活躍できる可能性のある選手を育成したい、もしくは育成できる環境を整備しておきたい、または発見できるようにしておきたいとか?

アマチュアレベルでは二刀流はザラにある。大谷の活躍のおかげで、昔はありえないとされていた投打の両立が不可能ではないと証明された。大谷ルールの有無によって、ドラフトの方針が変わってくるかもしれんね。セリーグへのDH導入も完全に消えた話ではないし…。

あとは、将来的に大谷がNPBに復帰することも視野に入れるならルールは導入しておいたほうがいいだろうね。