ピッチクロック、NPBはどうするの?

12.20

試合時間短縮のために、打者と打者のあいだは30秒、投球と投球のあいだは15秒の時間制限が設けられる(走者がいるときは20秒)。投手が制限時間を超過した場合、ボール1つがカウントされ、打者が制限時間を超過した場合、ストライク1つがカウントされる。また、打者は残り8秒の時点までに打撃の準備を整えなければならない。一方、投手は牽制が1打席あたり2度までに制限される。

アメリカでは来シーズンから正式に導入するとのことで、既に導入済みのマイナーリーグでは一定の成果が出たとか。

日本では全然話題にならない。メジャーの後追いを続けてきたからね。メジャーが2023シーズンから、日本は2024シーズンからということか。3回目の牽制とかランナーいるときにプレートを外した場合とか、意外とルールも細かい。タイマーを管理する人も必要。様子見が無難やね。

今回は後追いだけじゃなくて設備投資面の問題もある。どこの球場にも統一された規格のタイマーを用意して、審判団や各球団、選手までルールを浸透させて、万全の状態で運用するためには時間が必要。やはり様子見が無難。

まあ間違いなくそのうち導入されるだろうなー。コリジョンや申告敬遠と同じ流れで。

個人的には、あんまり導入してほしくないかも。野球に限らず、あらゆるスポーツで「間」はとても重要。時間短縮に執着しすぎて競技の醍醐味が損なわれるようなら本末転倒。いつだったか、岩崎がすごく長く間を使ってバッターを打ちとったことがあったけどあんなシーンもなくなるんだよなー。

しかし時間短縮か。プロ野球ファンは全く気にならないことだけど実は深刻な問題らしいね。スポンサー企業との兼ね合いでイニング間は削れない、申告敬遠では不十分ときたらプレーのなかでやりくりするしかないということか…。