12.27
メジャーで導入されたのは2020年。ピッチクロックやベースサイズよりも先。なのにNPBでは全然話題にならない。
このまましれっと導入しない感じ?
試合時間短縮のために導入された当該ルール。具体的には「投手は最低でも打者3人、もしくはイニング終了まで投げ切る必要がある。ただし怪我の場合など例外あり」。
実際のところ、時短にはつながっていないらしい。ということは目的は達成されず、戦術面での制限のみが残った?
個人的には、このまま導入しないほうが望ましいと思っている。近代野球は分業制。先発投手が100球前後で降板する計算のもと、様々なタイプのリリーフにつないでいく。リリーフの重要度が年々増していくなかでのワンポイントリリーフ禁止は時代に逆行してると思う。
1試合でワンポイントリリーフの出番は1回あるかないか。しかしその1回は試合を左右する重要な局面。禁止は野球の醍醐味を損なう恐れあり。本来の目的である時間短縮にはならないことが証明されている。
メジャーリーグでも不評らしいので、もしかしたらワンポイント解禁もありえる?やっぱり新ルールは様子見が無難やね。
メジャーは本当に合理主義。いいものはどんどん取り入れて、良くないものはバッサリ切り捨てる。協議から実行までの期間が非常に短いのもポイント。ワンポイントリリーフ解禁、ぜひ検討してもらいたいなー。