データの活用方法

1.5

ベンチへのデータ持ち込みの制限。

スコアラーが作成した共有データは持ち込み禁止。選手が個人的にまとめたものならOK。

事前準備の徹底すること。データに頼りすぎず、試合での感性を大事にすること。

うーん。

データも大事、現場での感性も大事。データに偏りすぎないために持ち込み制限。

言いたいことは分かる。しかしさすがにちょっとやりすぎな気もする。

現代野球において、データはめちゃくちゃ大事。データを徹底的に解析、活用しているメジャーリーグでは、極端な守備シフトが適用され、それに対応するためフライボール革命、サインの巧妙化など、野球がどんどん進化していった。野手に限らず、サッカーやアメフト、バスケットボールもデータ重視。選手もコーチも、みんなタブレットでデータチェックを行うのが日常。事前に頭に入れておくだけではなく、必要なときに必要な情報をタイムリーに仕入れるからこそ緻密な戦略を練り、実行できる。チーム全体が意識統一できる。

膨大なデータ、今まではその都度確認できたのに今シーズンからはできなくなる。持ち込めないデータは覚えるしかない。そのための時間は自分で作るしかない。休息にしろ練習にしろ、削ってはいけない時間を削る必要あり。というか覚えていても最終確認は必要よな。全部をメモするわけにもいかんし。

他球団は当然現場で確認可能。正直、めちゃくちゃ怖い。場当たり的な野球を続けていたら、それこそデータを集められて簡単に対策されてしまう。

今回のデータ持ち込み制限は時代に逆行してる感があるなー。勝てないときこそデータを活用しなければいけないのに。せめて監督やコーチだけでも随時確認してほしいね。