4.8
甲子園でのヤクルト戦は、1-0で勝利。
初回の1点を守り切った試合。
打線はこんな日もある。大事なのはそんな日でもしっかり守って逃げ切ること。守備、走塁、ピッチャー。阪神らしい試合だった。
まずはもう大竹。現役ドラフト1期生。いろんな球種をテンポよく投げ込んでいくスタイルでヤクルト打線を相手に6回3安打無失点。キャンプから見せてくれていたピッチングを一軍のマウンドで示してくれた。3年ぶりの白星というのが信じられないぐらいの内容。元の球団がどうのではなく、環境が変わるだけで激変する選手ってたくさんいるんだなーとしみじみ思った。こういう選手が活躍してくれるのはチームにとっても球界にとっても大きい。
尾仲もよかったよね。昨シーズン限りで阪神を退団した選手が、先発予定だったピーターズのアクシデントにより緊急登板。新天地での活躍が期待される大竹と尾仲の投げ合いはグッとくるものがあった。緊急登板にもかかわらず3回1失点は大したもの。最少失点かつリリーフの負担も最小限にとどめる活躍で十分存在感を示したと思う。やはり環境の変化が選手に与える影響ってものすごいんやな…。
守備では2回、ノイジーがホームラン性の打球をスーパーキャッチ。打っては2安打。1本目はきれいなヒット、2本目は走塁意識が低ければヒットになってない可能性大。
地味ながら攻守で堅実な印象のノイジー。打率を残せるマートンタイプなのか、選球眼のいいマルテタイプなのか、現時点では両者のハイブリッド的な渋い活躍が続いている。打席で感情的にならず、守備に不安もない。安心してスタメン起用できるのでシーズン終わるころにはなかなかの数字が残りそう。
打てないのも心配いらんはず。開幕後は6、6、6、5得点で4連勝。一昨日完封負け、昨日1得点、今日1得点。完封負けした広島戦はグラウンドコンディション最悪での6回コールド。実質的に打てなかったのはこの2試合だけ、しかも打てないながらも得点して逃げ切ってるんだから戦い方としては間違ってない。
互いに好投手が揃ってるからねー。明日も厳しい試合になりそう。