捕手起用の難しさ

5.2

甲子園での中日戦は、1-3で敗戦。

なかなか難しい試合だった。

青柳は6回3失点で3敗目。

立ち上がりに連打で満塁、タイムリーと内野ゴロで3失点。その後もヒットと四球で再び満塁のピンチをまねくなど、今日も苦労しそうな雰囲気。ただ、初回以降は持ち直して6回まで投げ抜いた。例年の圧倒的な青柳ではなかったのは確かだけど、圧倒的なピッチングを見せていたシーズンのなかであまり良くない日の青柳ぐらいの印象はあった。前回登板から10日。少しずつ状態が上がっていってる感はある。

青柳みたいな変則投げだと、一度ピッチングが乱れると立て直しに時間がかかるものだと思ってたが、この感じなら完全復活までもう少しかもしれんね。全体的にゾーンが渋いなかでのピッチングだったのも重要なポイント。

なので、打ちあぐねた打線に責任を求めるのもかわいそうな気がしている。中日側の継投のタイミングも絶妙だった。まあ今日は仕方がないということで。

しかしどこかに疑問を投げかけるなら、やっぱり捕手起用になるのかな。打撃絶好調かつスタメンマスクで連勝中の坂本を2戦外して2敗。このあたりは岡田監督の特徴的な采配やね。捕手の起用は専門的な判断やチームの方針もあるので何とも言えない部分。

個人的にはもっと併用していいと思っている。坂本が好調なら坂本を、梅野が好調なら梅野を。2人とも状態が落ちれば長坂や昇格させた選手でもいい。もちろん守備力やピッチャーとの相性も大事だけど、そこに執着しすぎて選手起用が偏るほうが問題。

明日は西、通常ならスタメンマスクは梅野。岡田監督は動くだろうか…。