チーム3連勝、大竹は無傷の5勝目!

5.13

甲子園でのDeNA戦は、7-2で勝利。

阪神3連勝。どんなに苦しくても3連敗以上の大崩れすることなくコツコツ戦ってきた甲斐あって、とうとうDeNAと同率首位に。堅実な戦術が実っている証拠。順位よりもチームの運営がうまくいっているのが嬉しい。

そんな手堅い戦いを支えているのが投手陣。なかでも無傷の5勝目を挙げた大竹の活躍は素晴らしいものがある。ヤクルト戦で2勝、広島戦で2勝、そしてDeNA戦で1勝。

今日は6回1失点で勝利投手。ここまで5試合に登板して5勝0敗、防御率0.59。5勝は両リーグ最多。規定投球回に若干届かないながら防御率も文句なし。

今日も見事だったねー。軟投派の代表のような嫌らしいピッチング。右バッターにも左バッターにもヒット打たれない、長打も打たれない、四死球出さない。ランナー出してもバタバタしない、ストライク先行で勝負できる、ボール先行でも甘い球投げない、まっすぐも変化球もコントロールいい、キレもいい。長いイニング投げることができる。

勝てる要素ばかり。もともとセンスはあったんだろうね。そこに環境の変化と、相性バッチリの坂本との出会いが重なってブレイクしたんやな。

しかしここまで化けるか。日ハムに行った江越も最近また活躍が増えてきた。環境の変化って大事やね。監督やコーチが代わるだけでもガラリとチームの雰囲気が変わるから、移籍ともなればえらい違いのはず。それまでの成績をベースにして、期待されたりされなかったりすることがなくなるのは大きい。大竹に関しては、阪神サイドは実は以前から獲得を狙っていたとか、大竹自身も出場機会に飢えていたという噂もあり、本当なら双方の思惑がベストマッチした形になっている。よかったよかった。

それしても大竹、今のところ全然弱点が見当たらない。ピッチングはもちろん、フィールディングうまい、バントもパリーグ出身にしてはうまいほう。雨降ってもパフォーマンス落ちない。そもそもデータが少なくて対策の立てようがないのかもしれん。

意外と屋外球場に強いタイプとか?ここまで登板は甲子園で3、神宮マツダでそれぞれ1。東京ドームやナゴヤドームでもこの調子ならいよいよどうしようもない感じになりそう。まあピッチャーだからいつかは打たれるだろうけど、好調をキープしてどんどん白星を重ねてほしい。