西勇輝の3勝目!14安打11得点!

6.7

楽天モバイルパーク宮城での楽天戦は、11-3で勝利。

貯金は今シーズン最多タイの18。2位DeNAとのゲーム差は6.5。交流戦は4勝3敗1分け。

昨日とは一転して、お互いにミスが散見された試合。致命傷にならなかった阪神と、取り返しがつかないことになってしまった楽天の差が結果になった感じ。勝敗は変わらなかったとしても、ミスがなければ6-3ぐらいで終わる試合だったかもしれんね。

なんにしても、阪神打線がきちんと結果を残しているのは間違いない。14安打11得点。

東北に凱旋して好調の中野、調子が戻ってきた佐藤、梅野。外野の一角を争っているミエセス、島田、小野寺にもホームランとタイムリー。久しぶりのスタメン起用の小幡はマルチ、3番に抜擢された前川もマルチ。打ってなさそうな近本も四死球4に犠牲フライの打点1。大山も四死球2。

できすぎなぐらい全員が結果を出してる。特に良かったのは先発田中を5回で降ろしたこと、9回にビッグイニングを作れたこと。

田中の印象はメジャーに行く前と帰ってきてからでずいぶん変わった。まっすぐとスプリットでゴリゴリ押してくるスタイルから、スライダーを混ぜながら打たせてとるタイプにチェンジしたのかな。まっすぐよりも変化球に強い打線だからシンプルに相性が良かった。しかもそうはいいながらまっすぐやツーシーム系も打ってる。ノイジーを休ませて左の前川をスタメン起用した采配も見事。打線を固定して勝ってきたけど執着はしない。

あとは9回やね。先頭バッター四球にミスも絡んで、野手の集中も途切れたように見えたところをうまく攻めた感はあった。この追加点で湯浅と加冶屋を温存できたのは大きい。西純矢も今日ぐらい思い切っていけるならもっといいところで投げれるはず。この辺も経験やね。

気になるのは西勇輝の状態のみ。6回途中で負傷交代。投げたときに足を捻った?ように見えた。試合終了時にはベンチにいたので重症ではないと思いたいが…。