6.18
甲子園でのソフトバンク戦は、0-9で敗戦。
よくないね。阪神の最大の強み、最も重要なリリーフ陣が打ち崩されてるのが本当に辛い。リリーフがタフだからある程度打線が湿っていても何とかなってきたのに…。
リリーフが一気に不調期に突入してる感がある。二軍調整になったクローザーの湯浅に始まり、自責0の記録が止まった加冶屋、流れを変えられず立て続けに失点した及川、浜地。急遽クローザーに指名された岩崎も若干バタついている様子。交流戦最後の試合、どうにか踏ん張って欲しかった…。一軍に戻ってきてくれた岩貞と島本の調子が良さそうなのがせめてもの救い。
特に加冶屋のピッチングは残念でならない。今シーズンはめちゃくちゃ状態がよくて、苦しい場面で何度もチームを助けてくれた。開幕から5月の連勝期間、交流戦に入ってからも大活躍。なのに古巣のソフトバンク戦から急に失速。誰しも状態が落ちる時期はあって当然。彼が悪いとは思わない。しかしせっかくの恩返しのチャンスと状態が落ちる時期が重なるなんて悔しいやろうな。ソフトバンク出身の選手では、大竹は好投しながら勝ち負けつかず。加治屋は状態よかったのに急に失速。この巡り合わせが後のペナントの悪影響にならないことを祈るのみ。
ただ、リリーフよりも打線の状態のほうが深刻なのかも。今日は先制しないといけない展開だった。打線で流れを作れなかったのが最後まで響いた。
相手先発のスチュアートは確かによかった。まっすぐはコンスタントに155、6キロをマーク。ブレーキの効いたカーブ、フォークのように落ちるチェンジアップはキレがあった。
しかし隙がなかったわけではない。コントロールは若干アバウトで、いいときの阪神打線なら四死球でジワジワ攻めることができるタイプ。ランナーを出してからのピッチングにも課題がありそうな印象で、実際に足を使える阪神打線ならではのチャンスメイクも出来た。なのにもかかわらずボール球を振ってバッテリーを助け、バントミスでバッテリーを助けて無得点。逆に、ピンチを凌いだソフトバンクは終盤に畳みかけて大量得点。
まあ、これで交流戦は終わり。ずっと苦しかった交流戦だけど、悪いなりにどうにかやりくりしてきた点は素晴らしいと思う。4カード連続の負け越しでもボロボロの大型連敗はしてないもんな。
次の対戦カードまで4日間の猶予があるのはありがたい。選手が改めて調整するのはもちろん、もしかしたらローテ、ブルペン、打線の再編もあるかもしれん。DeNAとの3連戦は前半戦の山場になりそう。頑張って勝ち越して悪い流れを払拭してほしい。