6.26
熊谷が濃厚との噂あり。二軍の遠征に帯同していないとかなんとか。
下では打率.178、打点3、本塁打0。上では1打数0安打。
数字を見る限りではバリバリスタメンで使っていくというよりも守備代走のバックアップメンバーなのかな。バッティングで成績のいい選手もいるなかでの人選。
二軍で成績がよくても一軍でなかなか打てないのがプロ野球。上と下を行き来している小野寺、上がってきて苦労している森下、逆に上では苦労していたのに下であたりが戻ってきた佐藤。だったら下でよく打っている選手よりも、守備代走などで確実な活躍が見込める選手を昇格させたほうがベンチが充実する。
最近は代走でもあまり盗塁させない方針みたいだけど、そのあたりも少し変えていくのかもね。確実に送ってチャンスを広げて、足を絡めて着実に得点していく。しんどい時期を乗り越えるにはこれがベター。間違いなく出番はあるのでぜひ頑張ってほしいね。
それにしても、佐藤はどれぐらい下で調整するのかな。さっそく二軍戦では結果を残したらしいけど継続しないと完全復調とは言えないし、そもそも下でどれだけ打っても参考程度にしかならない。打席での結果、内容に加えて守備も整ってから昇格なら最短10日での昇格は難しいかも。じっくりやるならオールスター明けのヤクルト戦ぐらい?
じっくりでいいよ。もともとドラフトのときの寸評では「素材型」だったはず。足腰や肩を中心に身体能力が高く、長打力があるのは間違いない。しかし三振が多い、マークが厳しくなると打率を落とすといった特徴も。
1年目から2シーズン続けて20本塁打クリアということで即戦力として見られがちだけど、まだまだここからさらに素材型特有の飛躍があるはず。
課題はいろいろあるんだろうけど、一番は夏場の戦い方。1年目から夏場はガクッと成績を落とす傾向あり。3年目の今年も同様。調子が悪くなってからの打席内容はあまり冴えないもので、似たようなやられ方も少なくない。要は技術面だけじゃなくて体力面も鍛える余地ありってことやね。守備でもようやくサードに固定されたばかりなのでうまくなるのはこれから。そう考えると、やっぱりもの凄い伸びしろやな…。
いずれ必ず昇格してくる選手。そのときに「変わったなー!」と思われるか、「なんも変わってない…」と思われるか。この降格が今後の野球人生のターニングポイントになるぐらい頑張ってほしい。