7.18
前半戦84試合を終えて、46勝35敗3分けで首位。2位広島と1ゲーム差、3位DeNAと3ゲーム差、4位巨人と6.5ゲーム差、5位ヤクルトと11.0ゲーム差、6位中日と12.5ゲーム差。
交流戦でロッテ以外のチームに負け越したものの、セリーグ5球団には勝ち越している状態。
3、4月はぼちぼち。5月がピークで6月、7月に苦しんだ。悪い悪いと言いながらも首位はキープ。一時陥落したこともあったけど首位で折り返し。貯金11は立派な数字。しかし逆に言えば、5月の貯金を切り崩しながら何とか首位。うまく回ってない部分も騙し騙しやってきての首位。選手の活躍や監督の手腕を否定する気は一切ないけど、後半戦に向けては希望も不安もあるのが正直なところ。
監督交代の一年目はこんな感じなのかな。金本監督も矢野監督も、直近のカード、目の前の試合をひたすら勝ちに行く姿勢が強かったように思う。野手はスタメン固定せずどんどん使う、守備位置も複数かけ持ちで出場機会優先、スタメン、ベンチ、二軍の入れ替えが活発。投手はリリーフに恵まれて継投が比較的容易だった。
一方の岡田監督は、前半戦で戦力の見極めを行うため、ある程度メンバーを固定。二軍から上げてきた選手はそれなりに使う。レギュラーメンバーは守備位置固定。守備重視、特に二遊間守備は優先的に整備する。リリーフ勝負にいきたいタイミングでも先発に頑張らせる、休ませると決めた選手は絶対に使わないなど、後半戦も見据えた采配が多かった。
このあたりが岡田監督への賛否のポイントなんだろうね。どうかするとベストを尽くしていないように見えかねないことも。矢野監督のころの積極的な野球が懐かしくなることも。
でも最終目標は優勝。勝つことではなく優勝。2021年シーズンは勝率の差でヤクルトに及ばず2位。目先の勝利にこだわるよりも長いシーズンの戦い方のほうが大事だと痛感させられた。
ここはもう、優勝経験のある岡田監督を信じるしかないね。