7.22
神宮でのヤクルト戦は、3-6で敗戦。
エースに好投されて4番に打たれての敗戦。順位の件はとりあえず置いといても、なかなかキツい負け方かもしれん。
青柳が5回5失点か。被安打7で四死球3。三者凡退のイニングなし。苦しい内容だったね。立ち上がりがすんなりいけばまた違う展開があったかも?
立ち上がりがねー。先頭バッターにヒット打たれる、牽制エラーはまだいいんよ。ここでいきなり前進守備はやりすぎのように感じた。まだ初回、1点OKできっちり引いて守ってよかった気がするよ。ただでさえ青柳相手の打線はめちゃくちゃ強くゴロを打ってくる傾向あるのに…。案の定強襲ヒット打たれてしまう最悪の展開。
まあどうにも打線が打てない以上、初回でもギャンブル的な守備が必要だったってことかな。投打のバランスがよくないときは采配面でも無理する場面が出てきてしまう。そういう意味では序盤の流れは仕方がないのかも。
どうにも疑問なのは最終回の攻撃。1アウト満塁でピッチャー田口。8番木浪に対して代打原口。
この場面で考えられる戦術として、代打そのものは全然OK。別に木浪が悪いという話ではなくて、よりこの場面に相応しいバッターを使うべき。
原口の左右別打率は、試合前時点で
右 .182
左 .158
田口の左右別被打率は、試合前時点で
右 .176
左 .286
データ上だけのことだけど、全く噛み合ってないのはさすがに気になる。せめて原口が左ピッチャーに強いとか、田口が右バッターに弱いなら分かるけど…。ちなみに木浪の左右別打率は、試合前時点でどちらからも.273。小野寺は打席が少ないながら、右が.353、左が.500。うーん。
ここまでくると、さすがに左右にこだわりすぎかも。「チャンスで原口」に執着しすぎて他の選手を軽視してるかも。データを軽視しすぎかも。
確か岡田監督は、細かいデータをベンチに持ち込むのを禁止してるんじゃなかったかな。データが全てとは思わないけど、少なくとも今日の9回の攻撃に関してはデータを活用できていれば違った采配があったと思う。
他球団は前半戦のデータを有効活用して戦略を練ってくる。このまま取り残されるのは怖いなー。