7.27
甲子園での巨人戦は、6-9で敗戦。
いいところがたくさんあった試合。残念なところもそれなりに。
しかし追いつけなかったかー。終盤の追い上げはかなり期待できただけにめちゃくちゃ悔しいね。
結果的に白星をつけることにはなったけど戸郷相手に7回5失点。試合開始前時点で防御率2.27の投手から5点とったのは頑張った。先制された直後、そしてその次のイニングでピタッと追いつく。特に7回の3得点は完投狙いの隙をついたうまい攻撃だったと思う。リリーフからも打って6得点。打線の印象は悪くない。こういう試合は勝ちたいよね。
よりにもよってこんな日に才木が絶不調だった。こんなに悪いのはいつ以来かってぐらい。初回からずっとランナー出しっぱなしで、3回にはピッチャーのヒットと四球から失点。さらには追いついてもらった直後の5回にノックアウト。5回持たず7失点。
悪いなりにのらりくらりどころではないぐらい不調。本当に久しぶりに、荒れた才木を見た気がする。打線が奮起した試合だっただけに悪目立ちしてしまったかも。
ただ、同情できる面もある。5回表2アウトランナーなし、バッター岡本の場面。レフトにフラフラっと上がった打球をショートとレフトが追いかけて、ショートが触りながらも捕球できず。
確かに素人目に見ても難しい打球だった。ショートが行くかレフトが行くか。エラーはエラーだろうけど、いわゆる凡ミスの類ではなさそう。何ならポテンヒットの可能性もあったような打球。
しかし場面が悪かった。梶谷にソロホームランを打たれて2-3と再びリードを許しながらも何とか2アウトまで漕ぎ着けた直後の岡本。ここはきちっと捕球して3アウトチェンジ、才木は5回2失点と悪いなりに頑張った…と行きたかった。
結局このエラーでケチがついてさらに5失点。たられば厳禁だけど、あえて言うならターニングポイントは間違いなく5回表の守備だったと思う。苦しんでいるなかで粘投している先発を助けてあげられなかった。巨人打線にチャンスを与えてしまった。ワンプレーの重みと野球の難しさを感じさせられた試合。
ここまで頑張ってきた木浪を貶すつもりは一切ない。チームの貯金に貢献してきた選手。ミスは誰にでもあるし、それ以上に好プレーでチームを助けることのほうが多かった。
ただ、そろそろ開幕当初の予定どおり、ショートを併用する時期がきたんじゃないかとも思う。木浪だけ、小幡だけではなく、より状態のいいほうを使っていく予定だったはず。疲労も経験も分散しながら効率よく戦っていく予定だったはず。嬉しい誤算で木浪がめちゃくちゃ良かったからこの意識が薄れがちになってたけど、出ずっぱりだった木浪の疲労が目に見えてきた今こそ併用に切り替えるタイミングかもしれん。この敗戦を悔しいだけで終わらせてほしくないなー。