8.6
浜スタでのDeNA戦は、3-2で勝利。
カード3連勝、チームは4連勝。2位広島が4位巨人に負けてゲーム差は2.5。DeNAは4位に後退したうえ自力優勝消滅。
連勝連敗は明暗がくっきり。DeNAは前の2つをマズい守備で落として、今日は阪神側にマズい守備が出たのに付け込めなかった。これが流れなのか。阪神としては浜スタでの連敗記録という悪いジンクスを打ち破って臨む東京ドームでの巨人戦は楽しみでしかない。
なかなかキツいミスが出ても負けない流れは何なんだろう。DeNAにツキがないのか、阪神にツキがあるのか。6回裏のサード真横(真正面?)を抜けるレフト前タイムリー、7回裏のバント処理ミスによる0アウト2、3塁…。
贔屓目かもしれんけどピッチャーの頑張りは間違いなくありそう。一番しんどい6回で迎えた大ピンチをリードしたまま抑えることに成功した伊藤。島本は7回裏1アウト2、3塁の場面で登板してバッター2人をピシャリ。
特に島本の活躍は大きかった。とんでもない場面の火消しに成功。去年の渡邉や今年の前半戦の岩貞加治屋のような、勝ちパターンとも敗戦処理とも判断がつかない厳しい場面での登板。イニング数以上の貢献度やね。
逆にケラーはどうなんだろう。1点リードの8回に登板して、0で抑えたもののピンチを招いた。試合開始前時点で、23試合で投げて防御率は1.99。悪かった時期を乗り越えて、少しずつ信頼を取り戻して、いよいよ勝ちパターンに名乗りを上げたところで再び不調の傾向。
そういえば阪神1年目もこんな感じだったなー。ヤクルト戦で打ち込まれて二軍落ち、腐らず頑張って昇格、徐々に調子を上げていってさあここからというところで打たれ出す。
ロングリリーフやビハインドピッチャーにしておくには惜しいポテンシャル。150キロのまっすぐ、得意のカーブ、日本に来てから覚えたという落ちる系の変化球の組み合わせは確かに強い。結果も残してる。真面目で熱心なキャラクターにも好感が持てる。ぜひ日本で成功してほしい助っ人。
しかしどうにも、打たれるイメージが拭えないんだよなー。いや、抑えてるから別にいいんだけどさ。マテオやドリスもランナー出しながら抑えるタイプだったし、とにかく抑えることができればOK。登板過多気味の加治屋を休ませるためにも、ブルワー合流までか、少なくとも打ち込まれるまでは7回8回の大事な役割を担うことになりそう。