9.3
神宮でのヤクルト戦は、7-1で勝利。
マジック15。自力で減らして、マジック対象チームの広島-中日の試合結果によりさらに減るという理想的な展開。
先発が好投して打線が奮起。伊藤が1失点完投で9勝目。リリーフが休めたのも大きい。吉村が打たれても投げ続けたのはチーム事情かな。阪神はオープン戦からやられている投手を打って、ペースをつかんだままフィニッシュできたからそこも大きい。結果も内容もとてもよかった。
…でも近本の一件で気持ちがガクッと落ち込んでしまった。9回の打席ですっぽ抜けの変化球が脇腹に直撃。しばらくうずくまったまま立ち上がることができず、ようやく起き上がっても一塁に向かうことなく負傷交代。
また脇腹やんね。7月2日に巨人戦で骨折、驚異的なスピードで22日に再登録。ケガの影響を感じさせることなく今日までチームを牽引してきた。
ここにきてまたデッドボール。これはキツい。もちろんわざとではない。ケガの事実は認識していたとしても、それはそれとして勝負するのがプロの世界。バッターをおさえるために最善を尽くしていくうえで、必要なら厳しいゾーンを攻めるのは当然。点差などを考慮すれば厳しく攻める場面ではないというのは一般論で、投げてるピッチャーからすれば何としてでもおさえないとプロ野球選手としての評価にかかわるから大問題。ケガのリスクはお互い常にある。ケガすることもさせることもある。ファンとして心配はしても、原因や経緯についてガヤガヤ言うのは筋違い。チームや選手個人を責めるのは論外。
でもさすがにこれはちょっとね。完全に感情論込みなのは自分でも分かってるけどこれはキツい。
こんなに大事な時期に、大事な主力が大変なことに。あたった部位が部位だけに取り返しがつかないことになっている可能性も十分考えられる。近本のあの尋常ではない苦しみ方、本当に心配、悲しい、辛い。故意ではなくても攻めた結果でもキツいものはキツい。大きなケガなら最悪。大きなケガにならなくても、死球が原因でパフォーマンスが低下することもザラにある。なんでこんなことになるのか。勝っても、マジック減っても、これですべて帳消し。どころかマイナス。とにかくケガしてないことを祈るのみ。