3.19
ソフトバンクとのオープン戦は、10-9で勝利。
中盤までは完全に劣勢。何点差で負けるのかな…という試合をなんとか食らいついて逆転に持ち込んだ。両軍あわせて31安打の乱打戦をビジターで勝てたのは嬉しい。
こういう試合で目立つのは間違いなく野手。森下のタイムリー、佐藤のソロ、小野寺、ノイジーのタイムリー、森下のスリーラン、前川の押し出し、ノイジーのセカンドゴロの1点と坂本の犠牲フライ。どれだけ取られても引き離されかけても切れ目なく追加点をもぎ取っとていく打線は頼もしかった。得点のバリエーションも豊富で、久しぶりに強い阪神打線を見ることができた。
が、誰かひとり今日のヒーローを選ぶとしたら、野手ではなく投手になると思う。中盤まで続いた点の取り合いの流れを断ち切って、相手のスコアボードに0を刻んだリリーフの桐敷。終わってみれば1イニング投げただけ、白星もホールドもつかない地味な役割に見えるけど彼は本当によくやってくれた。あの6回裏の0点は試合の流れのなかで非常に大きな価値があったはず。投打で本番仕様の采配だったことを考えると、開幕後も7回8回あたりの大事な場面を担うことになる可能性大。この状態をキープして開幕を迎えてほしいね。