3.23
オリックスとのオープン戦は、2-5で敗戦。
さて、どんなシーズンになるかな。
オープン戦の勝ち負けは置いといて、内容だけに着目するなら後半はそれなりに上がり目や兆しが見える展開が増えてきた。前半の打てない打たれる守れないの時期は多少の不安もあったけど、本番仕様になればよくない時期でもこれぐらいはやれると。開幕してからのことはオープン戦とはほとんど相関がないようなのでこれぐらいで十分。
なんとなく見えてきた課題としては、意外にもリリーフかも。昨年の充実っぷりに加えてドラフトは即戦力ピッチャーを獲得、支配下としては唯一の助っ人補強もリリーフ。これは一軍クラスが開幕メンバー漏れも考えられる…というところから予想外の低調スタート。湯浅が厳しい、石井加治屋島本が怪しい、岩貞椎葉は間に合わない。思ったほど過激な競争にはならなかった。しかしゲラ、漆原、岡留、石黒と、新戦力が躍動しつつ岩崎桐敷浜地あたりは通常運転なので枚数的には困らない。やはりピッチャーは何人いても困らないということか。まあやりくりに困ることはなさそうだけど、昨年ほど手堅い布陣という印象は今のところないかもしれん。
野手のほうでは離脱者。右肩の肉離れでチームを離れていた梅野が終盤戦で戻ってきたが本調子からは程遠い。特にバッティングでの立ち遅れ感が苦しい。開幕後も調整期間が必要なら坂本メインの梅野と第三捕手はほしいところ。なんならキャッチャーは坂本ともうひとり、梅野は下でじっくりでもOK。捕手は坂本が育ってくれたからね。同じように、森下が間に合わなくても前川がいるという具合に考えられなくもない。
しかし厳しいのは大山。下半身のコンディション不良ってどんな程度なんだろう。長引くようならチームの順位に直結するよ。別に代役の小野寺や原口や糸原が悪いとは言わんけどさ、彼らには彼らに任せたい役割もあるわけで。そもそもベストナイン&ゴールデングラブ賞の選手の代役が簡単に見つかるわけがない。
不安要素を列挙するとキリがないか。残り4日間での最終調整を信じよう。