4.12
バンテリンドームでの中日戦は、2-2で引き分け。
昨日今日と先発がめちゃくちゃ頑張ってる。バンテリンドームらしい試合展開。
青柳は7回2失点。現時点での最高形だと思う。青柳だからこそいろいろ言いたいこともあるけど、いち先発としての数字は申し分なし。ゾーン近辺で適度に散らばりながら力でねじ伏せるスタイルが戻りつつある。しかも四死球0。登り調子の中日打線にほんのわずかな隙を突かれての失点。まあこれが野球やね。むしろ2失点でよくまとめたと思う。完全復帰まであとひと息か。
勝ちパターンの勝野を捕まえて同点にしたのも見事。中日もなかなか簡単に勝ち越せる投手陣ではないからこれで十分。カードひと回りで勝率5割はなくなったが、試合としてはまずまず。投打の良さが各所で見えた。
まあ守備は…。11回裏ノーアウトランナーなし、ここで出るか…。なんてことないサードゴロを、サード佐藤が悪送球。若干、ファーストに入っていた小野寺に頑張ってほしい気がしないこともないけど、別の見方をするなら大山がどれだけエラーを防いでくれていたかも証明された。
前のイニングで代走出されて交代していた大山。なかなか状態が上向かないところで10回表に一本出て、休息の意味合いも込めて本人も首脳陣も気持ちよく代走で交代した直後のこのエラーにはいろいろ考えさせられた。やっぱり大山は外せないな。
幸い致命傷にはいたらなかったので前向きに反省はできる。そして今回で、相手チームが佐藤の守備を軽く見ていることもはっきりした。この11回裏、1アウト3塁の場面でランナーはカリステ。前進守備の内野シフトで真正面のサードゴロなのにホームに突入。で、結果はアウト。もちろん打球の質などによってギャンブルスタートはあり得るけど、明らかに守備がもたつくことに期待した動きだった。
これまでも、変に三塁線や三遊間を狙った打席が多いように感じることもあった。これもひょっとしたら、困ったらサードを狙え的な作戦かもしれん。考えすぎ？でも今日のプレーは…うーん。
佐藤がどうのこうのと語る気はないけどさ、この件はチームとして取り組むべきこと。とりあえずサードが佐藤のときはファースト大山。守備も大事。