すごい打順で勝利

4.14

バンテリンドームでの中日戦は、2-1で勝利。

このカードは1勝1敗1分け。お互いのチーム状況を考えると五分で終われたのは出来すぎなぐらい。下手したら3タテされていてもおかしくなかったし、今日負けて2敗1分けでも不思議ではなかった。最後に勝てたのは岡田監督の采配の勝利かも?

1番 木浪

2番 梅野

3番 近本

4番 佐藤輝

5番 大山

6番 前川

7番 森下

8番 中野

9番 才木

打順やスタメンを変えるのは、だいたい1〜2名が一般的。調子の悪い選手を下位に入れたり休ませたり、調子のいい選手をスタメンにしたり上位に入れたり。しかしいきなり9番ピッチャー以外全員変更。相当な覚悟がないとここまで大幅な変更は難しい。まあそれぐらい最近の打線に関して思う所があったんだろうな。少々のことでは状況は好転しない。仮に今日勝てなかったとしても、今のチームに必要なのは変化。選手個々の見方や考え方を一新させるために不可欠な措置との判断だろうか。しかもこれで結果的に勝ってるからね。さすがにこのままシーズンを戦い続けることはないだろうけど、1/143としてはインパクトあり。

才木は多少やりにくかったかも?自分の打順やメンバーはは変わらなくても普段との違いは明白。しかも相手は好調の中日打線。7回1失点は立派な数字。

内容面ではなかなか空振りしてくれず、7イニング投げて三振4つは才木にしてはかなり少ないほう。その割に球数は116球とずいぶん多めで、よく粘られてしまった感のある試合だった。しかし逆に空振りがとれなくても打席でねばられても、根負けせずに最小失点で堅実に試合を作ってくれたとも言える。四死球もわずかに1。パフォーマンス以上に成長を感じるピッチングだったと思う。

今日の試合は采配の勝利ということでいいのかな。結果がすべての世界だからね。次戦以降に向けて布石を打つ意味でも有効だったはず。浮上のきっかけにしてほしいね。