先行逃げ切り!

4.17

甲子園での巨人戦は、2-0で勝利。

ギリギリの勝利。0で勝てたのも奇跡的。いろいろとすごい試合だった…。

阪神3安打で2得点、巨人8安打無得点。誰がどう見ても勝敗を分けたのはここ。ほぼノーチャンスのなかでどうにか得点できた阪神と、ノーアウト満塁やら失策やら四死球やらでめちゃくちゃチャンスもらいながら得点できなかった巨人。阪神が凌いだというより巨人が攻めきれなかった印象のほうが強い。勝ててよかった、特に今のチーム事情だと負ける要素のほうが大きかった気さえする。

まあでも、こういう試合の積み重ねで勢いが戻ることもある。本来阪神は、こんな形で先行逃げ切りが得意だった。どんどん得点を重ねるよりも僅差で勝ち切るほうが阪神らしいスタイル。まずはこれでいい。

少なくともピッチャー陣に穴はない。勝ちパターンの桐敷ゲラ岩崎はもう確定的。桐敷だけは様子を見ながらになるかもしれんけど、それもリリーフ層の厚さゆえ。状態のいい選手から、もしくは相手の打順や出方を見ながら7回のピッチャーを決めてOK。

8回9回はさらに盤石。ゲラ岩崎でも岩崎ゲラでも戦える。後ろ2人が絶対的で、しかもクローザーもセットアッパーも高いレベルでできるのは他の球団にはない強み。これだから小技や足を絡めてとにかく先制からの逃げ切りが成立する。打線が厳しい今こそこの阪神らしい戦いを続けていきたいところ。