4.21
甲子園での中日戦は、3-0で勝利。
雨天中止が心配されるほどのグラウンドコンディションのなかで両投手の投手戦が続いた試合。何度も何度も土を入れ直しながらの、間延びしがちな試合で集中を切らさず立派に投げ合ったと思う。阪神が勝ち越した直後の雨天コールドは納得できない部分もあるかもしれんけど、7回表まで消化できたことで攻撃のイニング自体は中日サイドが多かった点は無視できない。まあそれでも先発の松葉は納得したくないかもしれんが…。
とにかく両先発はよく投げた。才木は7回無失点。一応完封扱いになるんだよな?集中力、パフォーマンス、見事だった。開始が1時間近く遅れて、その後も断続的に降り続く雨や厳しいグラウンドコンディションに負けることなく粘り強く投げ抜いた。これに関しては松葉も同様。両投手のおかげでグダついた試合にならなかったと思う。
ただどうだろう、中日サイドがリリーフをあまり使いたくなかったのか、それとも使えない事情があったのか、6回のピンチの場面で松葉が続投したところで勝敗が分かれたかなー。こればっかりは裏攻めの優位性、ホームアドバンテージと言うしかない。
そもそもあの場面でのホームランは誰も想像してなかったと思う。無風の甲子園、甘く入ったスライダー、バッター佐藤。ここまでノーヒットでもここぞの場面で打てばOKの一打。
この3連戦は野手がめちゃくちゃ頑張ってる。3タテできれば単独首位のカードで本当に3タテできたのは野手の好調っぷりのおかげ。流れが良すぎて雨天中止だけは避けたい試合だった。順位を気にする時期じゃなくても首位は嬉しい。