リリーフが強い!

4.28

甲子園でのヤクルト戦は、4-3で勝利。

やはりリリーフ勝負なら阪神。リードを守り抜く後半戦はめちゃくちゃ強い。そこに持っていった逆転劇も見事。

とにかく投手陣がめちゃくちゃ強い。試合前時点での先発防御率が2.56でリーグ2位、リリーフ防御率が1.18でリーグ1位。個人成績もリリーフ陣は軒並み1点台。いわゆる勝ちパターン、そこにハマっていない選手も揃って1点台。優勝する前から何年も何年もずっとリリーフはめちゃくちゃ強い。少なくともここ10年ぐらいはリリーフで困った記憶がないかもしれん。オスンファンがいたのが2014年で10年前だからやっぱり全然困っていない。安藤福原といった先発からの栄転組、マテオドリスPJスアレスの助っ人組、桑原のように移籍して覚醒した選手、岩崎岩貞桐敷のように配置転換で適性があった選手、加治屋漆原のように新天地でもうひと花咲かせる選手、島本浜地のような生え抜き組、挙げればキリがない。生え抜きの育成メソッド、助っ人を見極める眼力、全て理想的。欲を言えば複数年活躍できる若手が少ないのは気になるところだけど、深刻な問題にならないくらい次々に若手が台頭しているとも言える。うまく疲労を分散しながらシーズン終了まで戦い抜いてほしいね。

才木が5回3失点か。投げてるボールは素晴らしいのに数字がイマイチというパターン。調子がいいときに勝てないのは不憫やね。しかし今日はサンタナに好き放題やられた感じかな。オスナサンタナのヤクルト助っ人野手は両リーグで見ても超優良株。投高打低の時代に3割打って長打もある、まさに助っ人と呼ぶに相応しい選手。長いイニング消化して勝ち投手になるためにはこういう選手を倒していく必要あり。そのために投げている緩い変化球を打たれるのはガックリくるよなー…。まあでも、内容的には全然悪くないからね。サクッと切り替えよう。

で、今日はサードは佐藤ではなく糸原。久しぶりのスタメンで今シーズン初の猛打賞に打点もマーク。ここ最近ずっと調子が良かったもんな。チーム事情により代打もこなしていたが本来は4打席で勝負するほうが得意なタイプ。つまり器用になんでもできるってことか。佐藤が攻守で苦しんでいるところで糸原絶好調はチームとしても大助かり。基本は固定、うまく併用して休養と競争を促す。活躍次第では立場が変わることも十分あり得る。三遊間の佐藤木浪に糸原小幡がバックアップしつつポジションを狙う現状はなかなかおもしろいと思う。チームが勝っているから我慢もできるし思い切ったこともできる。