5.22
マツダスタジアムでの広島戦は、2-1で勝利。
先発の好投による投手戦。最終的には1点差でギリギリ逃げ切り成功。
まあこんなもんよ。どんなにキツくても連敗しない、連勝させない。昨年ほど打線に元気がなくてもこういうところは不思議と変わらない。順位の入れ替わりがあったとしても、キッカケ次第でダンゴ状態を抜け出せる位置にいることが大事。
結局、佐藤が抜けてもチームはそんなに変わっていない。勝ったり負けたりの繰り返しで小康状態。しかしミクロの視点で見ていくと、サードの守備が安定している感は否定できない。競争原理も前向きに作用しており糸原も渡邉も熊谷もイキイキしている。長い目で見ても、今のうちに佐藤をみっちり育て上げるのは英断のはず。
そう、育てる必要がある。ルーキーイヤーから3年連続で結果を残したがゆえに忘れがちだけど、もともとは素材型のドラフト1位だった。育てる前提だったのに想定以上のスケール感で結果を出して、本来育成が必要だった部分が取り残されたのかもしれん。外野と内野で併用されたりコンバートされたりするのが短期間に集中したのもマイナスだった可能性あり。
もちろんチーム事情もある。佐藤だけのことを考えたチーム運用はできない。あの当時はあれがベストだった。そして多分今のまま使い続けても一定の成績は残せる。雨の中でスリーランを打って先発を助けたり、クローザーをノックアウトしたり、複数試合連続でホームラン打ったり、これ全部今シーズンの出来事。しかし、求めるのはさらに上のレベル。一介のグッドプレイヤーではなく超一流のレギュラークラス。
とにかく本人に前向きに取り組んでほしいと思う。一軍の戦力なんだけどもっと上がある。騙し騙しやっていくよりも思い切った采配で改善を促すという首脳陣の判断。めちゃくちゃ期待してる。