やはり守備力

5.23

マツダスタジアムでの広島戦は、2-1で勝利。

ヒヤヒヤした。僅差の試合はとにかく緊張する。

初回に1点とって、その後は大チャンスを何度も作りながら得点できず。だいたいこのパターンは負けることが多い気がする。相手先発にのらりくらりと凌がれて終盤にコロッと逆転されて、そのまま追いつけないパターン。危うくそのパターンに持ち込まれかけたところでの踏ん張りと中押しの1点は非常に価値ある仕事ぶりだった。

こういう試合で絶対アカンのが四死球、エラー、ホームラン。先発の西は6回無失点で四死球わずか2。得点できないながらもチャンスを作るので攻撃の時間が長くなり投球テンポを保ちにくいマウンドだったかと思うけど、さすがはベテラン。怖い中軸とも逃げずに勝負。長打も打たせない。我慢のピッチングでチームの勝利と自身の白星を呼び込んだ。

そして守り。センターラインを中心にしっかり守れている。華々しいプレーばかりに目が行きがちだけど、ミスのない堅実さがチームカラーになりつつある。9回の二遊間守備は岡田監督の野球を象徴するきれいな併殺。やはり守備は重要。打ちまくって気持ちよく勝てる試合は少ないし、そんなチームは現状ソフトバンクぐらい。

今は助っ人にも一定以上の守備力が求められる時代。まして生え抜きならなおのこと重要。セールスポイントが守備力という選手の価値が相対的に高くなりつつある。逆に守備力に難のある選手は相当苦しいシーズンになるかも?