いい状態になりつつあるかも?

6.21

甲子園でのDeNA戦は、1-0で勝利。

相手は連勝中のDeNA。楽な展開は作れない。我慢して我慢して、引き分け上等の試合でまさかのサヨナラ勝ち。まさかの…は失礼かもしれんけど最終回のチャンスの作り方や植田の走塁は意外だった。継投にしても延長戦を見据えた采配だったしチームとしても9回での試合終了はあまり想定していなかったのかもしれん。

とにかく勝ちながらチームを仕上げていくしかない状況。どんな形でも勝てばOK。結果的にDeNA8安打無得点、阪神6安打1得点。阪神打線が8回まで3安打だったことを思うと本当に勝ててよかった。

そのあたりの打線の状況が植田の走塁につながったのかなー。9回2アウト1、2塁でバッター小幡。ライトへのヒットを打つもライト度会は超前進守備。いくら植田の足でも本塁生還は相当厳しい打球…にもかかわらず迷わずサードをまわって本塁へ。クロスプレーになってセーフ、サヨナラ。

植田の足とスライディング技術はやはりすごい。しかしあのクロスプレーはタイミング的には完全にアウトだった。たまたま少し送球が逸れて捕球できなかったからセーフになったもののアウトでもおかしくなかった。通常の判断ならサードストップ。ギャンブル的に仕掛けてでもワンチャンスを生かしたい阪神打線の苦しさが伝わると同時にスペシャリストの頼もしさと小幡の成長が見えた、なんとも絶妙な幕切れだった。

もちろん素直に喜ぶべき。特に小幡の活躍は嬉しい。売り出すなら今しかない。現時点での総合力は木浪が上かもしれん。しかしセンスでは小幡も全然負けてない。ドラフト同期で小幡2位木浪3位。素材としての評価と即戦力としての評価の違いだけ。最終的にどんな数字が残ることになっても、頼りになる選手というイメージがあれば次につながる。

なんやかんやでチーム3連勝。カード頭勝利。少しずつ少しずつ上げていこう。