7.9
甲子園でのヤクルト戦は、2-1で勝利。
負け試合をひっくり返した。もちろん相手のミスにも助けられた。ホームアドバンテージも大きかった。それでも劣勢の流れを断ち切って勝利に結びつけたのは大したもんよ。
凡打でもちゃんと走るとかベースカバーに入るとか、徹底できるかできないかはこういう試合で効いてくるね。ヒリつく場面で相手にプレッシャーを与えるのは「ワンプレーでももたつくことはできない」というチームカラー。基礎的な走力や打力や守備力よりも当たり前のことを当たり前にやり抜くことが、ふとしたときに勝利を呼び込む。そういう意味では今日の勝利は阪神らしくもある。
9回裏、1アウトから四死球で出塁、2アウトと後がなくなってもヒットでつないで、相手のエラーで2アウト満塁。上位打線に巡ってきたチャンスの場面で近本がタイムリー。記録上のエラーにはなっていないけど外野からホームへの送球が高く逸れたのもサヨナラの要因かも。
セリーグは上から下までダンゴ状態。抜け出すのは難しいけど普段通りにやっていくしかない。その普段通りで勝ちを積み重ねていけばどこかで抜け出せるかも。焦らず着実に。