3タテ必須のカードで…

8.18

バンテリンドームでの中日戦は、4-8で敗戦。

リーグ連覇はずいぶん遠のいてしまった。連覇のためには3タテ必須だったカードが0勝2敗1分け。最大8あった貯金は3まで減少。うーん。

今日は投手陣がボロボロに打ち込まれた。大竹、伊藤と信頼度の高いピッチャーが3失点、4失点。先発もロングリリーフも試合を作ることができなかった。中盤を迎える前にほぼ勝敗が決してしまった。

まあこんな日もある…と言うには頻度が多い。今シーズンはこういうシーズン。打つ、投げる、守る、走る、いろんな要素がうまくいかない。

特に、自慢のピッチャー陣がなかなかうまく機能しないのはつらい。いったいどうしたものか。

ピッチャーの状態が悪いときはキャッチャーに責任が集中しがち。流されるように単純に正捕手批判はしたくないが、とうとう若手キャッチャーを積極起用するタイミングがきたのではなかろうか。

強みであるピッチャー力を生かすために、キャッチャーはある程度バッティングには目をつぶって起用してきた。キャッチング、ブロッキング、スローイング、配球、経験などなど守備力重視、総合力重視。ところが最近は梅野でも坂本でも厳しい試合がちらほら。キャッチャーの責任は薄い気がする。

ピッチャー陣の不調は、キャッチャーの責任かもしれないし違うかもしれない。ということは、新しい戦力を試すタイミングとしてはちょうどいい。

もともと梅野も、先輩キャッチャーの藤井鶴岡がメインの時代は、出番をもらうような形でと言うと失礼だけど、才能を買われて将来を見据えて少しずつでも出番を与えられていた。そこで力をつけて今がある。

今は梅野が先輩ポジション。自身が戦力として活躍するだけじゃなくて、一軍で若手に知識と経験を伝授することもできる選手。

優勝できるかどうかは置いといても、そのために試行錯誤したり、準備したりすることは無駄にはならないはず。