8.31
甲子園での巨人戦は、4-2で勝利。
いやー完全に負けると思って見てた。初回に失点、その後まったく打てる気配なし。阪神が負けるときのパターンにハマってたもん。
しかし今日に関しては「ハマりかけた」というところで猛反撃。4回裏は久しぶりに興奮した。
まず、1番近本から始まる好打順。期待高まるところで三振、レフトフライで2アウト。ここまで嫌というほど戸郷らしいピッチングを続けている戸郷相手に「やっぱりこのイニングも無理やな…」と感じるには十分な、圧倒的な立ち回りだった。
が、3番森下が完璧に捉えたセンター前ヒット。阪神のヒットは本日2本目、完璧な当たりは初。これは…
と思っても次の大山はセンターフライにショートゴロと、今日は戸郷にやられまくっている。しかしここはしっかり見極めて3ボール1ストライクの次の1球がデッドボール。2アウト1、2塁。これは…
と思っても次の佐藤は2三振。戸郷としても特段動揺したような荒れ方ではなく、慎重に丁寧に投げてる様子は変わらなかった。やっぱり厳しいか…
からの、1ボール1ストライクからの、低めのまっすぐをすくいあげて左中間にスリーラン。
痺れたね。見逃せばボールだったかも?佐藤のバット軌道とボールの軌道がビタッと重なったような、狙い打ちのようなホームラン。
おそらく低めの変化球に意識があったのかなー。第一打席はフォークで空振り三振、第二打席は外のスライダーを見逃し三振。追い込まれる前に、手が届く低めのゾーンは強振するつもりだったのかな。
ここまで誰もまともに打てなかった戸郷から逆転のスリーランはめちゃくちゃでかい。決して投げ損じではないボールを狙い打ちしたのもでかい。その証拠に、ここを境に戸郷は明らかに調子を落とした。阪神打線が単打でつないでさらに追加点、6回途中4失点でノックアウト。佐藤のとんでもない大仕事やったなー。
才木も初回の2失点でふんばって11勝目。戸郷との投げ合いで辛抱して投げてくれたから白星につながった。カード頭の勝利はめちゃくちゃでかい!
上位が入れ替わって、首位広島と4.5ゲーム差、2位巨人と4.0ゲーム差。3タテしたい…!