ほぼエラー負け?

9.1

甲子園での巨人戦は、1-3で敗戦。

悪天候のため7回コールド。裏までやれたから文句はない。もちろん反撃したかったけどこれが屋外球場。中止に助けられたこともある。天気のことは仕方がない。

仕方がないけど負けは負け。このカードは1勝1敗。なかなか差が縮まらない。当然ながら、連勝&他力がないと大捲りはきつい。他力は期待できない、上位チームとの直接対決で勝ち越せない、これはきつい。

エラー負けってのもメンタル的にきつい。降り続いた雨によるグラウンドコンディションの悪さは内野手にとっては致命的。ミスが出たのは阪神だけではない。お互い苦しいなかでの試合。

しかし連続するとさすがにねー。何だか本当に相手チームがサード佐藤を狙っているように錯覚してしまうかのような攻め方。大城のヒットは捕れなかったとしても、その後の送球エラーもまあ仕方なかったとしても、吉川のスクイズは絶対サード狙い。厳密に言うと、サードというポジションを狙ったわけではなくサードにいた佐藤を狙ったような、そんな戦略。結果論にはなるけど、このイニングの2点がなければ引き分けもあった。

佐藤。昨日は間違いなく彼のおかげで勝った。しかし今日は相当覚悟のいる事態を招いてしまった。天国と地獄。相手にとっても味方にとっても劇薬。いいときとアカンときの落差。よく言えばエンターテイナー、悪く言えば不安定。絶不調に見えてもコロッと大活躍したり、逆に絶好調に見えて大ポカがあったり。

岡田監督がどう考えるか。ここでスタメン剥奪、下で調整の流れは前半戦ですでにやってきた。そのうえで、今回も同じように起用を変えるか、そのまま辛抱するか。

個人的予想としては、おそらく継続起用。ベンチスタートとしても代打では魅力半減、守備代走では使い所なし。下に落とすには長打力と今の状態を考慮するともったいない、代わりがいない。このゲーム差をひっくり返すためには、安定感よりも爆発力。勝負に出ないとジリ貧のままDeNAに捲られる可能性さえある。もちろん、このままでも順位を落とすことも十分ある。非常に難しい判断。