10.5
なるほど。
これ自体は別に気にならない。打低のシーズン、ヤクルト村上が33本で本塁打王。チーム内では森下佐藤が16本でトップ、大山14本、近本6本と全員長打が出ていない。セリーグ捕手陣では坂倉の7本を筆頭に、DeNA山本が5本、巨人岸田が4本、中日の宇佐見木下が3本、ヤクルト松本が1本。阪神捕手陣が一軍出場のある4人合わせて530打席で0本でも、まあ別に…ってのが正直なところ。当然、ないよりあったほうがいいし戦術戦略の幅が広がる、勝てる試合も増えるが、あれもこれも求めるのは酷。送りバントとか小技は効いてるからね。それよりもパスボール0のほうがすごい。立派な数字。
打撃面で気になるのは、長打よりも打率。梅野が.209、坂本が.223、長坂が.000(3打席)、栄枝は打席なしなので実質3人。ピッチャーとの並びでアウトが2つ計算されてしまう打線は苦しい。昨年強かった「下位打線からのつながり」を見せられなかった。
盗塁阻止率もさびしい。フリーパスとまでは言わないが、2割台では足のある選手への抑止力としては微妙なところ。
若手を使えば失点や被弾が増えるリスクはあるけど、育成は必須。いったんバッティングには目をつぶって経験を積ませる。来シーズンは若手に30試合ぐらい任せられるといいなー。