10.13
甲子園でのCS2戦目は、3-10で敗戦。
残念。
短期決戦は怖い。
チーム力に関してはシーズンでの結果がすべて。ポストシーズンはまた別物で、状態がいいほうが勝つ。ただそれだけ。
もちろん大事な試合、ここ一番で活躍できるのも実力のうち。CSを否定するつもりは全然ない。これがあるから優勝を逃しても手抜きはできない、どのチームも頑張る。若手起用への切り替えが難しいという説もあるが、やっぱり勝ち負けにこだわるプロ野球だからおもしろい。
今日は今シーズン中に嫌というほど見てきた阪神のよくなかった部分、DeNAのよかった部分がとことん出尽くした。どちらが突破するかは置いといて、ロースコアの試合になるという点では誰もが同じような予想だったはずなのに。
投手力に自信のある阪神が、先発リリーフともに不調。肝心なところで打てず守れず。足を絡める展開に持っていけない。
打線に厚みのあるDeNAは、中軸を中心に絶好調。投手陣は本調子ではなさそうな部分もちらほら見えつつも粘りの投球。短期決戦の怖さ、今の阪神の弱点、いろんなものが見えた最終戦になった。
今日の試合に関していえば、打者としてのキャッチャーと助っ人外国人の活躍は明確に差が出た部分。両軍昨日とほとんど同じオーダーのなかで、変更があったのは8番戸柱ぐらい。その戸柱が5打点の活躍。オースティンは抑えたものの、代打フォードのスリーラン被弾。
阪神キャッチャー陣が守備型なのは別に問題はない。ピッチャーの成績がいいのは彼らの力も大きい。助けられた試合はたくさんあった。しかしどうしても、追いかける展開になると厳しい。2人体制ゆえの代打の難しさもあった。キャッチャーの打撃はどの球団も課題。特にセリーグはピッチャーも打席に入るので8番9番でアウトを計算されるとつらい。梅野は.209、坂本は.223。打低のシーズンだから責めるに責められないけど、やっぱり課題なのかなー。
とにかく、今シーズンの阪神戦はこれで終わり。休養、リフレッシュ、新チームへの移行、キャンプ、などなど忙しいだろうけどひとまずお疲れ様でした。
今は悔しい。セカンドステージや日本シリーズが始まると多分もっと悔しくなるかも?気持ちが切り替わるのは秋季キャンプぐらいかな。連覇したかった…。