12.24
契約更改の席で、将来的にポスティング制度を利用してメジャーに挑戦したい気持ちを伝えたとか。
具体的に、いつぐらいにというレベルの話ではなく、ただ単にそういう気持ちがあるということ。まずはチームの優勝と周囲が納得するだけの実績を残すことが最優先ということも本人は理解したうえで、海外FA権を獲得するよりも先に…という話をしただけ。
青柳、才木、森下、そして佐藤もメジャー志向。プロ野球選手の最終到達目標がメジャーリーグというのはよく分かる。おそらくプロ野球選手なら誰もが考えていること。自分の成績やらなんやらで口に出せる選手が少ないだけ。チームを優勝させることと周りが納得する成績を残すことが必須だと分かったうえでの決意表明なら特に問題はない。というか頑張ってほしい。
しかしポスティング、これはあくまでも球団側の権利という点は大事。優勝しても成績を残しても、球団がNOと言えばそれまで。FAで選手の意思に反して球団側が残留や移籍を決めることができないのと一緒。他球団でポスティングを利用して移籍する選手が多いからといって阪神も同じとは限らないし、今後も他球団が移籍を認め続ける保証もない。
ポスティングを認めない球団は器が小さいとか、もしくはポスティングで選手が出ていくのは不義理とか、そんな話になると悲しいね。近年はポスティングを認めるのが当然のような流れになりつつあるのも微妙。何か他にいい制度はないものか。もしくはポスティング制度そのものを見直すとか?