監督の方針

1.5

藤川監督は「主力選手に対しては絶対的な練習量を求める」という方針。若手が練習場所確保に困るくらい、とにかく主力がバリバリ練習に打ち込むチームが強い。野球に取り組む姿勢を練習量で示す。そして結果を出す。なるほど。

少し意外な気もする。理論派で「故障しないことが大事」「量より質」「猛練習は時代にそぐわない」と考えそうなイメージもあったが。

それはそれとして大事な考え方だけど、量も大事。というか質も量も充実させること、体調管理を徹底することも選手の実力のうち。多少無理するぐらいじゃないとプロの世界では生き残れない。これはもう野球に限らずどの業界でも共通なのかもしれんねー…。

だからいってがむしゃらに練習しまくるのも違うというか、理詰めで計画的に取り組まないと結果に結びつかないところもあって線引きは難しい。野球道具を使わない、例えばウエイトトレーニングとか体幹トレーニングの重要性もクローズアップされてきている。食事、睡眠、休養も大事。練習場にいないからやる気がないというわけではないのに練習場にいることが主力のあるべき姿とされるのはかわいそうな気もする。

まあそんなめちゃくちゃな話ではなくて、球場にいるときは、ひとつひとつの練習の量と内容を可能な限り充実させようということなのかな。選手もコーチも大変なシーズンになるかも?