4.19
甲子園での広島戦は、0-3で敗戦。
もはや原因は明確。エラー負け。数年前にはちらほら見かけた負け方。悔しさとともに懐かしさも感じさせられた絶妙な試合。
エラーそのものは仕方がない。まったくのゼロにはできないのがスポーツ。プロでもミスはつきもの。問題は、そのミスが失点につながるか、さらには結果に影響するか。矢野監督風に言えば「ミスして前を向くか下を向くか」。今日は失点にも敗戦にもつながってしまった。しかもミスが負の連鎖を呼んで、同じ選手が何度もミスする事態に。
マズいことになった空気感は本人が一番分かっているはず。なんとかしようと空まわりしたり、ミスしないために慎重になりすぎて逆にミスしたり、見ているほうも居た堪れない気持ちになる試合になった。監督としても途中交代しなかったのは、取り返すチャンスであり信頼の裏返しだっただろうから苦しいだろうな。晒し者にしてしまったような形になった。
よっぽど好調だったりレジェンドクラスの活躍を続けている選手以外は、特に守備負担の大きいポジションはそこそこの頻度で併用したほうがいいのかもしれんね。投内連携とか状態の維持とか難しい部分もあるだろうから「多少」の併用。それは試合単位でもいいし、1試合のなかで終盤からメンバーチェンジでもいい。
起きてしまったことはどうしようもない。選手を責めるでもなく「こういうこともある」で済ませるでもなく、前向きに対処してほしいなー。