東京ドームでの強さ

5.6

東京ドームでの巨人戦は、7-1で勝利。

アウェイに強い今年の阪神。特に東京ドームではやたらと強くて開幕から5連勝。連敗も連勝も極端なシーズン。どの球団も波が大きいなかで、割といいほうに振れているのが阪神。

打線がいいもんなー。森下は3試合連続ホームラン。待望の、待ちに待った右の和製大砲。候補者は山ほどいたけどなんやかんやでコンスタントに数字を残せる選手は数えるほどしかいなかった。大山は好守でつなぎも任せられる中距離バッターのイメージ。これが悪いということは全然なくて、ただひたすら森下の成長が嬉しいって話。率も残せるタイプなのは嬉しい誤算。目標は3割30本かな。甲子園でやれるポテンシャルがあるのは本当に嬉しい。

そして今日は中川がプロ初スタメンで初ヒット。四死球を選ぶ器用さを見せつつ、なかなか持ち味の打撃は光らなかった。望んだようなきれいなヒットではなかったけど、とりあえずこれがスタート。梅野坂本がいて、その後ろには栄枝長坂と一軍経験のあるキャッチャーが控えているなかで、それでもなんとか使ってみたいという首脳陣の期待にこたえるプレーが守備でも見られた素晴らしい試合だった。このまま左が先発のときに前川と併用するのかな。前川も固定したいだけに悩ましいが…。

そして岡本のケガは心配やね。ファースト守備で中野と交錯して途中交代。どうやら左肘の筋損傷らしく、復帰には時間がかかるみたい。素人目には守備側にも攻撃側にも非はない、不運な事故のように見えたが。捕球位置とランナーの到達タイミングが悪かったとしか言いようがない。岡本は岡本であの位置でしか捕球できないし中野は中野であれ以上避けようがない。

もはやメジャー式の大きいベースを導入するほかないのかもしれんね。事故が起きてから動いても遅いんだけど、これ以上のことが起こらないためにも来シーズンからの導入検討が前向きに行われてもいい。