6.6
甲子園でのオリックス戦は、1-0で勝利。
サヨナラ勝利は何度味わっても盛り上がる。20打席ノーヒットだった木浪が、申告敬遠で勝負を挑まれた木浪が、満塁男の木浪が決めたのもファンとしては嬉しい。キャリアを重ねるなかでショートだけでなくサードを守ることもこれから増えそう。ということは小幡が台頭しても出番はある。3割打たなくていい。ここ一番の勝負どころでビシッと決めてくれる選手でいてくれればめちゃくちゃありがたい。今日はいい試合だった。
が、素直に喜べないのは石井の件があるから。ピッチャーライナーがまともに頭部を直撃。うずくまったまま立ち上がることができず、そのまま担架で運ばれて途中交代。うーん。
プレーそのものにはまったく問題なくて、誰にも何の責任もない、ひたすら不幸な事故のように見えた。ピッチャーがバッターにぶつけてしまうことも、バッターがピッチャーにぶつけてしまうことも、野球というスポーツの性質上どうしても起こり得る。悪意がなくてもどれだけ気をつけていても起こり得る。ただ、今回は当たりどころが最悪、頭部直撃。とにかく心配。今のところ意識はある状態とのことだけど、当たりどころを考えると油断はできない。慎重に経過観察しながら治療優先、復帰は万全を期してから。
それでも、チームは前を向いて戦っていくしかない。その姿勢は今日きちんと示してくれた。石井が戻ってきたときに優勝を狙える順位をキープしておくためにも、明日以降も頑張ってほしい。