6.6
甲子園でのオリックス戦は、8-2で勝利。
これで5カード連続勝ち越し。昨日の一件で心配してたけど、少なくともチームはきちんと前向きに戦ってるのが伝わってきた。
石井の件があったからというわけではないけど、右のリリーフを整備しておくのは大事やね。リリーフ防御率リーグトップ、そこで満足しきらず落とし穴になりそうなポイントは早めに埋めておく。ネルソン湯浅石井石黒岡留。まあ整備しようとしてすぐになんとかできるのもすごい話よな。
岡留は7回、もしくは先発がはやめに降りたときのロングも想定かな。対右へのワンポイントもいけそう。変則気味で球威も十分。適度に荒れるところは青柳にも似ている気がする。このタイプは嫌がる選手はとことん苦手にするからね。
石黒、今日は6点リードの9回に登板。もう少し僅差の場面でも見てみたいポテンシャルあり。桐敷との併用で相手を見ながら8回の男ってのもおもしろそう。あの奪三振能力は両リーグで通用するはず。
逆にオリックスはリリーフ防御率が4点台なのか。今日はその差がモロに出た試合だった。中盤までの投手戦の雰囲気をぶち破る森下のスリーラン。本来の選手層ならここで選手交代できたところ、苦しいブルペン事情から宮城を引っ張ることを選択、結果的にさらなる失点を招いてしまったと。一方の阪神はサクッと交代、後続はリリーフがピシャリと断ち切る。
監督が「心臓」と評しているように、今の阪神の強さはリリーフを中心としたピッチャー陣が支えている。このペースなら5割以上の結果も…いやいや無理してリリーフを酷使すると終盤がきつくなる。今のペースと起用法を守って阪神らしく戦ってほしい。