6.9
交流戦に入っても勢いが落ちない阪神。まだ4カード残ってはいるけど大きな不安はない。このままのペースで戦ってくれることを祈るのみ。
前半戦で、なんとなくではあるが岡田監督と藤川監督の考え方の違いが見えてきた。
岡田監督はめちゃくちゃ慎重派。守備重視。投手もいわゆる勝ちパターンと敗戦処理は明確に分ける。メンバーはほぼ固定。バントも継投も普通にやる。本人の言葉を借りるなら「普通の野球」に徹している。
藤川監督は意外と、というとアレかもしれんけど変化を恐れないタイプに見える。ショート争い、木浪か小幡かというところに熊谷や高寺を割り込ませる。サード佐藤で間違いなしと思われていたところにヘルナンデスや木浪を、シーズン通して前川固定かと思われていたところで普通に落としてなかなか上げない。投手起用も大筋は固定しながらも割と柔軟に起用。まあこれはプルペンの層の厚さもあるかもしれんが。若手もどんどん使うし選手には好きに走らせる。チームの様子を見ながら戦略を練ってる感は強い。
どちらがどうとは言えない。が、現状の阪神の順位や勝率を見ると、ここまでは藤川監督の野球はうまくハマっている。基盤を作った岡田監督の功績も当然大きい。つまりチーム作りがうまくいっているということ。ほんとこのままの流れで戦ってほしい。