8.5
バンテリンドームでの中日戦は、6-2で勝利。
逆転勝利。先行逃げ切りが得意な阪神が終盤で逆転、さらに追加点。苦手な中日相手にもうダメか…という展開からの勝利は素直に嬉しい。
ヒーローはもちろん佐藤。8回表のノーアウト1、2塁。ホームランがほしいところで、逆に相手からするとホームランだけは避けたいところで本当に打つからね。しかもピッチャーはここまで12試合無失点で防御率0.98の橋本。奪三振率の高い左腕、おそらくこれまでの佐藤が苦手にしてきたタイプのピッチャー。確かに今日は本調子ではなさそうだったけど、それでもホームランに関してはいついかなるときでも打ったバッターがすごい。どの球場でも、先発からでもリリーフからでも、相手が右でも左でも長打を打てる。守備も安定してきた。いよいよ隙がなくなりつつある4番バッター。めっちゃ頼もしい。
流れを呼び込んだ中野の出塁も見事。敵地でリードされてる状況、とにかく出塁しないことにはどうしようもない。ベース上からしっかりプレッシャーをかけて森下の出塁もサポート。上位から中軸へのつながりを感じた。
流れを呼び込んだという意味では、ゴタゴタしながらも初登板を無失点で切り抜けたハートウィグも頑張った。緊張もあってか三者連続四死球。抜けたようなボールも多くてヒヤヒヤしたが、ノーアウト満塁から三振と併殺で無失点。3人でピシャリというのも大事、しかしノーアウト満塁で無失点というのも相手に与えるダメージは大きいはず。無事に初登板が終わってある程度肩の力が抜けただろうか。明日以降のピッチングにも期待したい。