8.9
京セラドームでのヤクルト戦は、2-6で勝利。
デュプランティエは本調子ではなかったけど試合を作ることはできた。コンディション不良で一回飛ばして久しぶりのマウンド。本人としても出来栄えはそこそこぐらいの手ごたえだったかも。やっぱり彼の調子のバロメーターは奪三振。球数が多くなってもイニングが短くなってもこれがないと始まらない。ぼちぼちコンディションを整えていってほしいね。
ピッチャーで言えば石井。コツコツ結果を残し続けて連続無失点記録が38試合に。これは藤川監督と並んでセリーグ記録。あと1試合でNPB記録。
実はとんでもない数字を積んでいた石井。41試合登板で防御率は驚異の0.23。ドラフト8位指名からクローザー候補まで登り詰めた苦労人。まっすぐフォークの本格派ピッチングに加えて、連投OKのタフさと僅差でも敵地でもへこたれないメンタル。本人は記録を気にする様子はなく淡々と投げている。ここ最近は緩い変化球でもカウントを稼いだり打ちとったりできるようになって手がつけられない状態。待っていても打てないまっすぐにフォークを交ぜつつカーブも高い精度で投げてくるピッチャーを1イニングで攻略するのはなかなか厳しい。
ファンとしても「石井が打たれるのは仕方がない」というところまで信頼度が上がっている。そもそも打たれないけど。頭部死球の試合もあって、相当ハードなシーズンなのによくやってる。
後半戦、今日みたいな我慢比べのような試合も増えそう。後ろに強力なピッチャーが控えている阪神は先手をうって代打を出せる。全員で優勝するシーズンになるといいなー。