10.13
才木もそうか。噂によるとメジャースカウト陣も熱心に調査をしているとか。
まっすぐフォークが軸の本格派。コントロールやフィールディングで自滅することもなく、今シーズンは12勝6敗、防御率1.83。
このタイプはメジャーでも成功するパターンが多い印象。技巧派や変則投げタイプはボールがあわずにガクッと数字を落とすこともあるが、特に本格派の先発は潰しが効くというか、それなりに中継ぎやったりでなんやかんや長く頑張る選手も多い気がする。故障歴に厳しいメジャーでもトミージョンには寛容だから条件面で苦労することもないはず。声がかかるならぜひ頑張ってほしい。
が、ポスティングで行くのはあんまり…。FAまでは相当期間があるうちから、昨今の活躍をみての移籍はちときつい。高卒選手の手術からリハビリまで球団で手助けしたのに成績が上向いたら即メジャーって流れになると、今後はケガしたらクビ、そもそも素材型の選手は獲得しない、活躍できなかったらクビ…となりかねない。原則は自分で海外FA権を行使、ポスティングはあくまでも球団の権利ということで。
あと、ポスティングを使うなら帰ってくるときのルールもきちんと決めておかないと。元いた球団に戻るかどうかは置いといて、まずは送り出した球団が最優先で交渉権を持つようにしないと。条件面も球団側の意向の通り。じゃないと、思わぬ形で帰国することになったときに、もめたり批判されたりする原因になる。ポスティングを認めたくない球団が増える原因になる。
まあ最終的に決めるのは球団だからね。球団側がいいならOKだけど…。