FA選手に外国人。半端な選手はいらない

10.25

FA選手の動向が気になる時期がやってきた。

西武の秋山やヤクルトのバレンティンといったビッグネームも多く、今年のストーブリーグも盛り上がりそうだ。

今シーズンは矢野監督のもと、セリーグ3位、クライマックスシリーズファーストステージ突破と、まずまずの結果だった。近本の活躍や梅野の成長、守屋・島本の台頭など、来シーズンも期待できる要素が目立ったのも好印象。リリーフ陣はよく整備されており、若手からベテランまで、それぞれの選手が高いレベルで自分の仕事に専念できている。

一方で、シーズン当初から貧打に悩まされ続けた。守備のミスがあまりにも多すぎて、投手の頑張りに野手が応えられず、エラーで落とした試合をいくつも見てきた。新外国人野手のマルテや、開幕から4番を任された大山の成績は及第点といったところ。

来シーズンに向けて、守備の改善と打線の強化は必須。

ただ、個人の実力が、シーズンオフの短い期間で劇的に向上するような甘い世界ではない。

だからこそ、昨年西を獲得したように、FA選手や、打線の軸になるような新外国人を獲得する必要がある。

今回FAで獲得するべき選手は、まずは野手。

それも、仕事人的なタイプではなく、圧倒的に打力や守備力があるスタメンで使える選手。

外国人は、やはり長打優先。高望みしすぎはよくないが、それでも30本打ってくれる選手がこなければ、来シーズンも優勝は狙えない。

鳥谷、メッセンジャーといった大物選手が退団・引退し、資金面ではある程度融通が利くはず。

補強ポイントに合致する選手は思い切って獲得して、来シーズンにつなげてほしい。