4.30阪神広島甲子園

8-3勝利

秋山今シーズン2回目の先発登板。今回は7回3安打無失点1四球で勝利投手。前回はらしくないピッチングが続いて6回5失点で負け投手になったけど、見事に修正してきた。奪三振は2つだけど、いろいろな球種をつかってしっかりアウトをとった。変化球もまっすぐもコースに決まってた印象。やっぱり秋山の魅力は制球力やな。球数的には8回もまだ行けそうだったけど、点差もあったし早めに交代したね。とりあえず、今回はあまり無理させずにいいイメージで降板させておく判断だったのかな。次回登板にも期待できそう。

結果的に8点とったものの、序盤の拙攻にはちょっとゲンナリしたわ。初回の0アウト満塁が押し出し四球の1点どまりは嫌な流れを感じたよ。結局、立ち上がり相当制球に苦しんだ相手先発のアドゥワは、徐々に持ち直して5回3失点とぼちぼちの結果。四球は9つもあったのに…。

打線の流れを切ってしまったのはマルテやった。4打席ノーヒットで1三振2併殺、特に初回の0アウト満塁で初球打ちの併殺は一番やったらアカンこと。でも、制球が悪いピッチャーの四球のあとの1球目を狙ったのは悪くないし、打ったボールも高めの甘いまっすぐだった。今は打ち損じが多くて、まだまだ慣れと我慢が必要な時期。矢野監督はいつまで我慢するかな。

バッティング以上に気になったのは、走塁と守備。まず、初回の0アウト満塁で初球打ちの併殺になった場面。打った瞬間併殺コースの打球ではあったけど、しっかり走っていれば内野ゴロの間に1点追加できたのでは?7回の先頭打者バティスタの、強い打球をサード大山がはじいてショート木浪が1塁送球、セーフ判定に矢野監督がリクエストしてアウトに判定変更になった場面では、もっと腕と体を伸ばして捕球していれば、そもそもリクエスト不要なタイミングでアウトだったのでは?こういう怠慢に見えてしまうプレーをされると、嫌な雰囲気になるし、流れを手放すことになると思う。

大山が開幕から4番固定だったのは、打撃への期待と守備の安定感だけじゃなくて、常に全力プレーを続けることができるからだと思ってる。内野ゴロでも外野フライでも一生懸命走るから、併殺を免れたことができるし、相手のエラーやポテンヒットで2塁に到達できる。だからこそ打席で結果がでなくても矢野監督は我慢して使い続けたはずなのに、マルテのように打てない、守備走塁で怠慢がみられるとなれば、早々に見限られてもおかしくないよ。

今日の結果が彼の全てじゃないし、明日から使わないってことはないと思うから、十分反省して、全力プレーを心がけてほしい。

レギュラー陣の打撃は好調だね。木浪糸原大山は状態上げてきてるし、近本は新人王とってもおかしくないぐらい活躍してる。梅野はいいところで犠飛。福留は相変わらず勝負強い。あとはホームランが増えれば言うことないから、やっぱりマルテにも期待してまう。

明日は才木。令和の初戦を白星スタートでお願いします!