今日は宜野座村で日ハムと練習試合。スタメンは以下のとおり。
1 木浪(指)
2 近本(左)
3 高山(右)
4 大山(三)
5 糸原(二)
6 北條(遊)
7 陽川(一)
8 坂本(捕)
9 島田(中)
P 藤浪
試合に関して言いたいこともたくさんある。でも、まずは今年の高山について語りたい。
高山、本当にすごくいい!
打撃練習のときからバットを短く持って、コンパクトで鋭いスイングでヒット性のあたりを量産。柵越えするような大きな飛球は少ないものの、糸井の打球に似たような弾道の力強い打球を広角に打ち分けていた。
もともと、金本前監督が、打撃フォームについては「なおすところがない」と絶賛していた選手。2年目以降の成績が低迷するなかで、タイミングのとりかたやスイングの軌道等を時間をかけて修正してきた。
これに加えて、守備の改善に取り組んだ点も素晴らしい。
大卒即戦力っていう触れ込みで、実際そのとおりに活躍してくれた選手が入団してからさらに伸びるとは…
練習と工夫を積み重ねてきた結果やね。いまは状態も良さそうだし、あとは実戦で活躍するだけ。
今年は絶対やってくれる!本当に心から期待してる!
ただ、同世代の外野手もすごく頑張ってる。
近本は相変わらず良いし、今日の試合では高山ノーヒットの一方で江越、島田にヒットが出た。
特に島田は3打席で相手ピッチャーに25球投げさせるなど、粘り強さと選球眼の良さを見せてくれた。背番号53にふさわしい俊足も大きなセールスポイントで、高山とは違うタイプの魅力がある。この世代がバチバチ競争して、外野手全体のレベルが上がるといいね。
それでは、今日の試合について
良くも悪くも投手が目立つ試合だった。
まずは藤浪。
2イニング無失点、抜け球なし、最速157キロ。
着実にステップアップしてるね。自分との戦いが終わって、ローテーション争いする段階まで調子を戻してきた。あと数試合、短いイニングで様子をみたいけど、最近の感じだと問題なさそう。
岩貞、高橋の両左腕は好調。
岩貞は2回1安打無失点。
完璧。いつ開幕してもいいぐらいの内容。
高橋も順調。
2回1失点ながら、新球「カーブ」を試しながらの投球は新鮮だったし、効果的に使えてたんじゃないかな。
守屋もいいペースできてる。最終回を無失点。ただし点差が開いた練習試合での9回。同点、1点差の場面で今日と同じピッチングができるか、今後に注目。
小野はなー。
2回7失点。不運もあったけど、今日の内容では1軍ローテは厳しいかな。シーズン中なら3点取られたところで降板だったかも?それぐらい、今日は小野の良さがほとんど見えないピッチングだった。
これからますます競争が厳しくなっていくなかで、試合でのパフォーマンス・結果は、良くも悪くも重要な判断材料になる。みんな1軍ってわけにはいかんからなあ。どんな結果になっても悔いが残らないように頑張ってほしい。