ボーアとサンズは我慢する価値あり

2.16

12時から宜野座で楽天戦。スタメンは次のとおり。

1木浪(遊)
2近本(中)
3糸原(二)
4ボーア(指)
5サンズ(左)
6大山(一)
7高山(右)
8梅野(捕)
9北條(三)
Pガンケル

助っ人をクリーンナップに置いて、状態のいい選手を各ポジションに振り分けた感じ。ベテランの出場なしで、DHありの練習試合ではあるけど、現時点でのベストメンバーやないか?

今日も助っ人2人は2打席限定での出場、ヒットなし。

まあまあ、こんなもんでしょ。結果から良し悪しを判断するには打席が少なすぎる。

彼らに求められているのは、とにかく日本の野球に慣れること。実力は全然疑ってないけど、日本野球への適応力があるかどうか、我慢して使う価値があるかどうかを注視したい。

そういう意味では、いまのところ、2人とも我慢して使う価値はありそう。

2人とも、ストライクゾーンに来たボールをどんどんスイングするタイプではなく、しっかり選球して勝負を組み立てるタイプみたい。本来のスタイルはどうなのか分からんけど、少なくとも、この時期に日本のピッチャーの球を見ておこうという意図が伝わってくる。我慢して起用し続けたら、しっかりした数字を残してくれそうな印象はある。

そもそも長打力不足解消のために獲得したんやから、致命的な欠点が見つからないなら使い続けるやろうな。

22日のオープン戦までは、20日の練習試合を残すのみ。いまは結果よりも内容。いい調整を続けてくれたらいいんじゃないかな。

結果も内容もよかったのはガンケル!

2回1安打無失点、素晴らしいデビュー戦。

前評判どおり、制球がよくてゴロで仕留めるタイプのピッチングで、6つのアウトのうち4つがゴロアウト。特に危ないと感じた場面もなく、長いイニングを投げてくれそうな気がした。しいて気になる点を言えば、ゴロが多いから内野守備が怪しいと苦労しそうってぐらい。これは掘り出し物の予感!見つけてきてくれたウィリアムスに感謝やな。

今日は藤浪も中継ぎ登板して、3回3安打2失点。決して良くはないけど、前回登板よりも収穫があったピッチング。

まず、今日は抜け球があった。失点につながるフィールディングのミスもあった。

でも、気になっていたのは、そういうミスの後、崩れずきちんと投げれるかどうか。しっかり投げ切ってくれて、復活に向けて順調に調整できていることを証明してくれた。本人の努力と苦労は否定しないけど、やっぱり山本コーチの影響も大きかったんじゃないかな。

秋季キャンプから臨時コーチを務めていただいて、今日が最終日。藤浪だけじゃなくて、若手メインでたくさんアドバイスをもらったとのこと。そのうえ今後についても「相談があればいつでもどうぞ」という旨のコメントをいただいており、ありがたいわ。この関係性は大事にしたいね。