才木のポスティングは

11.1

いろいろと勘繰られていたが、やはり才木側からはポスティング制度を利用してメジャー挑戦したい旨の申し出はあったらしい。球団側は認めない方針を伝えたと。ただあくまでも今年に関するものであって、将来にわたって認めないような話ではないとも。

まず本件で大事なのは、ポスティングは球団側の権利であること。FAが選手の権利であるのと同じように、球団次第の権利。これを認めないから酷いってことは全然ない。しかも将来的な可能性を否定しているわけでもないので、来シーズン以降の活躍によっては十分球団を説得できるかもしれん。少なくとも今シーズンは…という話。

特に才木の場合は球団の戦力として計算できるようになってから日が浅い。確かに目覚ましい成績ではあるものの、ここに至るまでには手術やらリハビリやら育成やらで球団もかなり力を入れて面倒を見てきた。面倒というと言葉が悪いかもしれんけどこのパターンで出ていくのを認める流れになると球団は育成や手術明けの選手に相当厳しくなる。

才木に行くなという気はない。故障のことも年齢のことも本人は気にしていると思うし、可能性があるうちに挑戦したい気持ちはプロの選手ならあって当然。そこは全く否定しない。だからこその来シーズン以降の活躍次第。佐藤も森下もメジャー志向との噂もあるので、まずは複数年バリバリ活躍することを条件にして、そこをクリアできれば道が開ける…という流れにしてほしいと思う。

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